作家 海野悠斗|人生・お金・健康・親子の物語

なぜ人は「うまい話」に騙されるのか

― 81歳の著者が見てきた5つの心理 ―

世の中には昔から「うまい話」と呼ばれるものがあります。

簡単に儲かる投資。
誰でも成功できる副業。
短期間で収入が増えるビジネス。

こうした話は、時代が変わってもなくなることがありません。

そして残念なことに、それに騙されてしまう人も後を絶ちません。

では、なぜ人は「うまい話」に引き寄せられてしまうのでしょうか。

私は長い人生の中で、多くの人が同じような失敗を繰り返す姿を見てきました。

その中で感じたのは、人が騙される理由は「お金」ではなく 人間の心理にあるということです。

人の心には、いくつかの欲望があります。

① 楽して得をしたい

人はできるだけ努力をせずに利益を得たいと思います。
「簡単に稼げる」という言葉は、この心理を強く刺激します。

② 他人より成功したい

人は周囲の成功を見ると、自分も同じように成功したいと思います。
この気持ちが強くなると、冷静な判断ができなくなります。

③ 損を取り戻したい

投資などで失敗した人は「取り戻したい」という気持ちが強くなります。
この心理が次の罠を招くことがあります。

④ 周囲に認められたい

成功している姿を見せたい、豊かに見られたい。
この気持ちも人を無理な挑戦へと向かわせることがあります。

⑤ 将来の不安から逃れたい

老後の生活や収入の不安は、多くの人が抱えている問題です。
その不安につけ込む形で「確実に儲かる話」が近づいてきます。

これらの欲望は、誰の心にも存在します。

問題は欲望そのものではありません。

欲望が強くなったとき、人は冷静な判断を失ってしまうことです。

人はお金に騙されるのではありません。

自分自身の欲望に騙されるのです。

現代社会には

投資の罠
副業の罠
詐欺の罠

など、さまざまな形で人を誘う話があります。

しかし、その根本にはいつも 人間の心理があります。

この「金の罠」の仕組みについては、拙著 「金の罠シリーズ」 でも詳しく書いています。

もし興味があれば、ぜひそちらも読んでみてください。


海野悠斗の著書

社会や人生に潜む落とし穴について書いた
金の罠シリーズ全7巻

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